12月31日付けの世界保健機関(WHO)の情報による出血熱の
感染者数と死者数をお知らせします。
http://matome.naver.jp/odai/2141457960155091801引用
2014年12月28日までに報告された全世界のエボラ出血熱の
疑い例から確定例までの
感染者数は20,206人死亡者数は7,905人となっています。
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西アフリカ3国では全体で感染者数が20,171人、死亡者数が7,890人
なっています。
各国別ではギニアが感染者数2,707人、死亡者数1,709人、
リベリアが感染者数8,018人、死亡者数3,423人、
シエラレオネが感染者数9,446人、死亡者数2,758人になっています。
西アフリカ3国の人口でみた患者発生数は、人口10万人あたり、
ギニアでは患者数が25人、死亡者数が16人、リベリアでは同203人および86人、
シエラレオネでは164人および48人となっています。
男女別では男女ともに同程度で、男性が10万人あたり74、
女性が10万人あたり76でした。
年齢別では、15歳未満の小児と比較して、15-44歳の成人では3倍
(10万人あたり33に対して同96)、45歳以上の人では4倍(同122)の
感染がありました。
医療従事者では、12月28日までに、合計678名の医療従事者がエボラ
出血熱に感染しました。
このうち382名が亡くなっています。
この合計数には、マリ、ナイジェリア、スペイン、イギリス、アメリカ
合衆国で感染した計18名が含まれています。
12月28日の週にはギニアで1名(ケルネ 1名)、リベリアで1名(モンセラード)
の感染が報告されています。
12月29日に、イギリスで初めてエボラ出血熱の患者が報告されました。
過去15週を通してギニアで確認されている患者数は70人から160人で上下に
変動しています。
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リベリアでは過去6週間は患者の発生が顕著に減少しています。
シエラレオネでは、国の西部地域は流行が最も深刻な状態にありますが、
患者の発生は低下する兆候がみられています。
最も流行が深刻である3か国を通しての患者死亡率(致死率)は、信頼のある
記録に基づく全症例では71%です。
2015年1月1日までにエボラウイルス病に対する安全な埋葬と患者隔離の達成
を100%にするという国連エボラ緊急対策ミッション(UNMEER)目標に向かって、
流行3か国への介入が続けられています。
いくつかの地域では配備の不均等がありますが、国のレベルでは患者隔離と
埋葬への対応能力が整いつつあります。
イギリスでは、公衆衛生当局が2014年12月29日にスコットランドのグラスコー
でエボラ出血熱の患者の発生を確認しました。
この患者はシエラレオネのエボラ治療センターでボランティアとして働き帰国
した医療従事者です。
患者は隔離された後に、ロンドンの病院で治療を受けています。
現在、公衆衛生当局は可能性のある接触者全員について調査を行っています。
以上が世界保健機構の12月31日付け報告になります。
2015-01-05 16:38
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