世界保健機構のWHOによりますと、エボラ出血熱の中心地域
である西アフリカのギニア、シエラレオネ、リベリアの3国で、
安全性が確認された
ワクチン2種について、効果を確かめるため
人体への試験的投与を数週間以内にも開始すると発表しました。
http://www.at-s.com/news/detail/1174145255.html引用
今回の臨床試験で投与される薬は英製薬大手グラクソ・スミス
クラインの
ChAd3と、米医薬品大手メルクが開発しカナダ公衆
衛生局が製造した
VSV-EBOVの2種類のワクチンになります。
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今回の臨床試験は、
1月末までにまずリベリアで始められる
予定になっています。
エボラ出血熱のウイルスの感染予防効果があるかどうかを調
べるよていです。
WHOによると、
ギニアとシエラレオネでも2月に同じワクチン
2種の臨床試験が開始される予定になっています。
これら2種のワクチンは、スイス、マリ、ガボン、英国、ドイツ、
カナダ、米国など世界各国で、安全性を確認するためボラン
ティアへの試験的投与が行われてきました。
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WHOによると、これらのワクチンは、今年半ばまでに接種数百万回分、
2016年までには数千万回分が用意できる見通しだということです。
エボラ出血熱は日本ではほとんど報道されなくなりましたが、
イギリスでも医療従事者が昨年末に感染するなど、その脅威は
今も続いています。
西アフリカの3国では未だにエボラ出血熱の感染者と死亡者が
増え続けています。
今回のワクチンの実験で有効性が確認できれば、エボラ出血熱
の克服に一歩近づくことができることになるでしょう。
WHOの早急な対応に期待したいですね。
2015-01-13 15:19
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