4月1日付けの世界保健機関(WHO)の情報による出血熱の
感染者数と死者数をお知らせします。
http://www.forth.go.jp/topics/2015/04021333.html 引用
西アフリカ3国では全体で感染者数が25,178人、死亡者は10,445人
なっています。
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各国別ではギニアが感染者数3,492人、死亡者数2,314人、
リベリアが感染者数9,712人、死亡者数4,332人、
シエラレオネが感染者数11,974人、死亡者数3,799人になっています。
3月29日までの1週間に新たに報告されたエボラ出血熱の確定患者数は、
前週の79人よりも僅かに増えて、合計82人でした。
ギニアでは、患者数が前週の45人に対して57人に増えました。
これは、シエラレオネで確定患者数25人にとどまり、4週連続で減少
したことを相殺してしまいました。
リベリアでは、この期間での新たな確定患者は報告されませんでした。
ギニアでの患者数の増加に加えて、流行が伝播している地域も増加しました。
3月29日までの1週間に、前週の3県に対して、ギニアの7県で少なくとも
新たな確定患者1人が報告されました。
この7県のうちフリアとシギリの2県では、これまでの50日以上の中で初めての
新たな確定患者の報告でした。
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マリとの国境に近いシギリ県では、30日以上を経て新たな確定患者がギニア
西部以外で初めて報告されました。
シエラレオネでは、首都フリータウンとその周りの北部と西部の5地域から
10人の新たな患者が報告されました。
ボンバリの周辺地区で1人、カンビアで5人、ポート・ロコで6人、西部の地方
でも3人の患者が報告されています。
ギニアとシエラレオネでは、3月29日までの1週間に確定患者が報告された
地域は、前週の10に対して12に上ります。
確定患者と可能性の高い患者からの層別解析では、患者数はおよそ男女同数
となっています。
10万人あたりの患者発生数を15歳未満の小児と比較したとき、15歳から44歳
までの成人では約3倍、45歳以上の成人では3倍から5倍になっています。
なかなかエボラ出血熱は収まりません。
最近日本での報道はあまりなくなってしまいましたがアフリカでは引き続き
大問題になっています。
日本でも注意を怠らないようにしたいものです。
以上が世界保健機構の4月1日付け報告になります。
2015-04-03 15:07
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