昨年12月に西アフリカのシエラレオネで
エボラ出血熱の感染が確認されて、
今年1月に治癒していた英国人の看護師が、非常にまれな
晩期合併症によっ
て9日、重篤な状態に陥りました。
患者の名前はポーリーン・キャファフィーさんで、エボラ出血熱の患者の
治療ボランティアとしてシエラレオネへ渡航し感染しました。
今年1月にロイヤル・フリー病院の隔離病棟で約1か月入院し、抗エボラウ
イルス薬と、エボラ出血熱の生存者から得られた血清による治療を受けた
結果回復していました。
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しかし、10月6日に体調の不良を訴えスコットランドのグラスゴーの病院に
入院していましたが、容体が再び悪化したため、9日早朝、英国で唯一エボ
ラ出血熱の隔離病棟があるロンドンのロイヤル・フリー病院へ軍用機で移送
されました。
ロイヤル・フリー病院では、詳しい経緯は不明ですが、「彼女が以前に感染
していたエボラウイルスによる、非常にまれな後期合併症が原因」と説明し
ています。
エボラ出血熱で回復後に再発(合併症)した人は初めてで、非常に心配です。
何とか無事に退院することを願っています。
2015-10-15 14:10
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